• TOPICS
  • PROFILE
  • DISC
  • SCHEDULE
  • DIALY
  • SITE POLICY

DIARY

Vol.509 2014/8/30〜9/7
高中正義 イベントFesライブ


 高中さんのスタジオライブレコーディングに、この春参加した。コンセプトは、簡単に言うと1979年に武道館で行われたライブのスタジオ再演版だ。若干のミスも再現するというご愛嬌もアリ(笑)。今年はこのアルバムをきっかけに今回の一連のイベント関係、そして毎年恒例の秋のツアーへとつながる流れになっている。


 8月30日の札幌シティジャズは、前日29日から札幌入りして現地会場「札幌芸術の森 野外ステージ」でゲネプロ。お天気もよろしく、この季節の札幌はもう最高です!!!


 ドラムスは高中さん歴最長老なのにいじられ役、宮崎まさひろ。演奏でもしゃべりでもバンドを盛り上げるベースは松原秀樹。


 影のバンマスと言うか、パーカッション斎藤ノヴ。


 キーボード小島良喜さんはピアノ、エレピ系、そしてたまにオルガン。


 高中さんの完璧なサポート役を務めるギター、稲葉ナルヒ。レコーディングエンジニアもやっとります。ただいまお爪のお磨き中。

 もちろんリハは順調。ステージは日が傾くにつれ西日が深く差し込む方角を向いておりまして、さらに照明の熱気も相まってリハ前の過ごしやすげな気候から一転、3〜4時には暑さのピークに達して過酷な環境となりましたが、今年のこのバンドの初ステージと言うことで、流れる汗を拭きながらかなり念入りなリハーサルに。


 はい、リハーサルも終わり、そんな汗はさっぱり流して、本番前夜祭。影のバンマス、ノヴさんプロデュースで、おいし〜天婦羅屋さんに行きました。まずは、「今日はこんな具材で天婦羅作りますよ」とインフォメーションしていただきまして、そのあとできたものが順次いいタイミングで運ばれてくるわけですわ。せっかく一生懸命リハやったのに、もうすでに、明日の本番のことなどは頭の中にありません(笑)。


 

☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆

 


 ↑30日本番日もいい天気に恵まれました。最高の野外フェス日和の中、イベントは開演しました。

 →そんな中、ステージ裏では、高中さんのステージのための転換が着々と準備されてます。


 高中さん、バンドメンバー、舞台袖にスタンバイ。いまから始まりま〜す!



 はい、もちろんステージは無事終了しました。この日は演奏後泊まらずに帰ります。新千歳空港内にある立喰い寿司、空港内だけあって若干割高感はありますが、一貫ずつオーダーできるので、搭乗前の小腹を満たし系に最高ですね。宮崎まさひろさん大推薦の逸品「鮭児」は、お初のネタで最高でございました。

 

 

 


 

☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆

 

 さて一週間後の9月6日、高中バンドは東京国際フォーラムでの東京JAZZに参加です。


 久々に登場!列車が走るギターです。青柳の知る限り2008年のツアー以来の登場だと思います。その2008年ツアーでは、本番中に列車が脱線するという前代未聞の大事故とそれにまつわる会場内からの若干の笑いが発生したものの、音楽的には何の滞りもなかったと記憶しております。


 今回はそのジオラマにある小屋の看板が"TOKYO JAZZ"になってました。


 線路脇のひまわりもフィーチャーしてみました。

  このギターの崖っぷちのカーブの土手に雑草が生えているところが、もうなんとも言えませんね。鉄道模型ジオラマ作家の諸星昭弘さんの作品です。ちょっとマニアックな話なんですが、青柳は中学生の頃鉄道模型運転にハマり、当時あまり出回っていなかったノッチとブレーキをサイリスタコントロールする装置を自作してました。いまのPC時代なら鉄道模型運転のPCコントロールは簡単なことだと思うのですが、諸星さんによると市販ベースではそういうのはいまだに確立されていなくて、コミュニティーレベルでのファイル交換が精一杯とのこと。

 これが全貌写真ってとこでしょうか。列車は線路2本を通しての直流電源供給で走行し、上り下の終着地点に到達するとプラスマイナスが自動で逆転し、方向転換する仕組みになってます。


 実際に高中さんが演奏してるところ。気持ちが入ると若干膝が曲がりぎみに。

 リハを終えてフォーラムの外へ出てみたら、ホール前広場にもステージが組まれて、なにやら楽しげな演奏が繰り広げられていた。そしてホールの方は、我々の演奏のあともランディー・ブレッカーや上原ひろみ、チャカ・カーンといったアーティストたちが素晴らしい演奏を繰り広げていた。

 

☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆

 

 翌7日は高中さん、ビルボードライブ東京に初登場。超至近距離で見る高中さんのステージは、いかがだったでしょうか?


 ジオラマギターの緻密なディテールも、今回客席から間近にじっくり見れましたね〜。


 いや〜、楽しい鉄道風景でした。あ、もちろん演奏も最高。ビルボードならではの距離感で、コンサートとはまた一味違った高中さんのライブ感を楽しんでいてだけたかと思います。