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DIARY

Vol.513 2014/10/22-27
ベトナム旅行 ニャチャン〜ホーチミン

 実はワタクシ、仕事以外で海外に行くの、初めてでございます。せっかくこの日程にお仕事いただいた方々、打ち合わせ等をずらしていただいた方々、ホントにすみませ〜んm(_ _)m
 てなわけで、22日朝、ベトナム航空便で成田を経ち、6時間でまずホーチミンへ、そしてそのまま乗り継いでリゾート地NHA TRANG(ニャチャン)に向かいます。話には聞いていたが、国内線の段取りはかなりゆるいとのこと、バスで乗り場に着き狭い通路でかなりの時間搭乗を並んだあげく、列の前の方から「戻れ!戻れ!」とのジェスチャーが…。


 何が起こったのか案内員に英語で聞くも、答えが全くもって聞き取れずわからない。これも話には聞いていたが、「お互い英語を話してるのに英語が通じない」という意味不明のアドバイスが、いまわかった。ともあれ、状況は分からないが皆の動く方向に流れ別のバスに乗り、予定の便らしきものに乗りこんだ。

 ニャチャン空港は以前街中にどかんとあったらしいのだが、いまはかなり郊外に移ったようだ。まもなく到着のようです。


 日本との時差は2時間なので、ちょっと1日が長くなった感じで、現地夕方ホテルに着き、さっそく夕食をリサーチ。ネット上で日本人に一番人気のNha Hang Yen's Restaurantへ行ってみた。オーダーはもちろん写真付きメニューで指差し確認。中華料理で言うところの「空芯菜炒め」的なものには、魚醤(ニョクマム)を好みでかけるらしい。ニョクマムって、醤油っぽいタイの魚醤(ナンプラー)と違って、どちらかというとソースっぽいですな。


 ベトナムチキンカレースープは、たしか400円くらいだったはず。ココナッツミルクも入っていて、見た目もタイカレーっぽいが、実際はかなり甘み成分も入っていて、青柳的にはかなり甘ったるいかな。

 そしてこの後ホテルにタクシーで帰ったのだが、そこで大失敗!タクシー料金は120円程度なんですが、こちらの通貨では24,000VND(ベトナムドン)…この桁違いな金銭感覚に慣れない故、うっかり240,000VND渡してしまいました。別れ際のタクシーの運転手のそわそわした笑顔が脳裏から離れなくて若干悔しいですが…240,000VNDはまあ1,200円くらいです。

 

☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆

 

 エヴァソンアナマンダラホテルはヴィラ個室で、すぐ前には朝日が見える東向きのプライベートビーチが広がってま〜す。今回はSTワールドさんのパッケージツアーでデフォルトの"Located in a garden, just a short walk to the beach"(庭内、ビーチすぐ)の部屋。チェックインの時、1泊あたり数十ドルのチャージでシービュー、シーフロントの部屋にグレードアップできるよと言われて実際案内してもらったんですが、う〜ん、庭内の部屋でもう十分ですよ。だってすでにビーチまで20秒の部屋だし。


 プールもある。朝からプールサイドのバーで1杯250,000VND(1,250円)のグラスワインをいただいた。あとで気づいたのだが、ビールなら1杯50,000VND(250円)だったのに。早くドンに慣れないと…。

 ではニャチャンの街にお出かけしま〜す。

  まずは近くの商店街。果物店の色が鮮やかですね〜。

 こちらは、スイカが小さくて細長いです。バナナも小さく、一房の本数が多くて綺麗に並んでます。パイナップルもドラゴンフルーツも小ぶりかな。その他見慣れない果物多数…。

  これはなんだろう?しばらくぼ〜っと眺めてたら、試食させてくれた。う〜む、梅に近い味?そして1粒の約8割部分がタネ?

 こちらではタニシを普通に食べるらしい。これはタニシをボイルしたものだと思う。「タニシ」をベトナム語で何と言うのかもわからないので、確かめようがない。かなり興味をそそられるのだが、まだもう少し様子を見てみよう。

 

 

 生ココナッツジュースは、ココナッツの実のてっぺんを削り中身をストローで飲むという、なんの仕掛けもない完全な生ジュースだ。19,000VNDは100円くらいかな。これはかなり美味しかった。

 ドラえもんみたいなのもいた。よくできているが、ベトナムの子供たちはこれを食べているのだろうか?逆に旅行者向け?謎は深まる。上のショートケーキが25,000〜75,000VNDなので、ドラえもんは2〜300,000VNDかな?庶民にはかなり高価なはずだ。

 たま〜にだけど、日本語を見かける。スシサクラレストランの入り口にメニューが置いてあった。日本では絶対にありえない取り合わせ→「刺身焼き魚弁当」「炒飯うどんセット」や、微妙に惜しい表記→「鮭塩の焼きセット」「桜べんと」などがすごくチャーミングだ。鰻丼265,000VND(1,400円くらい)なども、日本人のフトコロ具合を絶妙に意識した値段設定になっている。まだ日本食が恋しいわけではないので、このお店はメニューだけネタでおいしくいただいときます。


 ベトナムは、衛生的な面で小綺麗な屋台とかなら日本人でも普通に食べれるらしい。もう食欲をそそられるものだらけの中で、やはりまず「フォー」は押さえとかないとね。おいしそうな店を見つけて入ってみた。たしか25,000ドンくらいだったかなと。はい、もちろんおいしかったです。

 

 今日の散歩は、ただぶらぶらしていたわけではありません。実は密かな目的地があったのです。そう、ニャチャン駅。この旅行、ホーチミン→ニャチャンのベトナム国内移動は飛行機でしたが、ホントはその移動に夜行列車に乗ってみたかったんです。国外向けに発信している鉄道情報がなくて今回は実現できなかったんですが、次回列車移動実現に向け鉄道事情を把握するために、自分の足と目で確かめようと思いまして、駅に来てみました。

 駅前のロータリー。ニャチャン市街には、信号というものがほとんどありません。車は少なく、バイクが恐ろしく多いです。

 駅構内。ただいま14:40、かなり閑散としています。列車はいつ来るのだろうか?

 あ、時刻表を見つけました。ベトナムの鉄道は基本的に、ハノイ駅〜サイゴン駅(ホーチミン)を33〜44時間で結ぶ、これ1本のみです。よって時刻表もこれが全てです。時刻表は時間軸でなく列車番号順で書かれています。列車番号が若いほど速いみたいです。ちなみに一番左列の列車SE2号はサイゴン19:30発、翌々日の朝4:50にハノイに着くことになっています。ちなみに、次の下り列車(ホーチミン行き)は16:29発、上り列車(ハノイ行き)は17:55発のようです。

 上り列車のニャチャン(NHA TRANG)駅あたりを拡大。サイゴン〜ニャチャン間は1日10本の列車が行き交っていますが、それらがニャチャン駅を通るのは夜間〜早朝に集中しています。動いてる列車を見てみたいけど、2時間は待てないなぁ。

 車庫に停まっているのは、この駅で折り返すSE26号かSNT2号かと思われます。(同じくこの駅で折り返すN12号は、時刻表によるとこの時間はここにはいないことになっています。)


 てなわけで、線路沿いの風景でも楽しむことにしようかと思っていたら、おねえさんが踏切を手動で閉め始めた。ん?時刻表にはなかったぞ?

 ものすごい大きな音とともにディーゼル機関車に引かれてゆっくりゆっくりやってきたのは、時刻表には載っていない貨物列車だった。


 実際、踏切内で撮影していますが、特におとがめはなく…てか、あとで写真よく見たら、


 おねえさん、携帯いじってるし、


 こんな方までいらっしゃった。

 それはそれは長い貨物列車だった。ゆっくりやってきたのに、さらに徐々にスピードを落としつつニャチャン駅の引き込み線に吸い込まれて行った。


 踏切が開いたら一斉にバイクが進入。あ、ベトナムはバイクは右側通行、手前の何台かは完璧な逆行ですな。


 列車通過後は、みなさん思い思いに線路利用されてます。道や広場とはまた何かちょっと違うテンション感のある交流の場?のんびりはしているんだけど、いつ列車が来るかわからないという若干の緊張感が、ここに住む人々の心を開き繋げているのかもしれないと思った。


 いいなあ、この風景。


 列車も見れたし、大満足。さてホテルに戻ろう。ベトナムはバイクがやたら多い。当然バイク屋さんも多い。いろんなバイクが軒先を賑わしている。


 あと、なぜか多いのが美容院。平日のこの時間だからか、どこもあんまし人が入っていないようだが。


 道ばたで営業しているのは、裁縫屋さんかな。ちょっと表情がわからない。睨んでいたならごめんなさい。「自分のサイトがあって、そこのダイアリに写真をアップしてもいいですか?」というのを伝えることもできそうになく、無断でアップしました。


 こちらは黙々と作業中。

 一旦ホテルに戻ってくつろいだ後、夜にまた街に出た。LANTERNSも人気のレストランをネットで検索して出てきたお店だ。

 ロシア語?で写真だけのメニューと、英語で解説があるメニューを見比べて照合し、オーダーを決める。


 店員さんには揚げ春巻きを薦められたのだが、生春巻きをオーダー。こちらの生春巻きは、皮が硬いタイプのが多いみたいだ。


 リアルココナッツの実に入ったチキンスープ。青柳的にはこれもちょっと甘みが多いんですけど、風味があってなかなかよろしいですな。

 ナイトマーケットも盛り上がっている。おみやげはまだ買わないが、値段などリサーチしておこう。

 

☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆

 


 3日めともなるとお店検索も少し精度が上がり、地元の人に人気だというコムガー(鶏ご飯)店を見つけ、行ってみた。"yumi"というのは角のジュエリー店で、コムガーのお店本体は左側(の写真から見切れた部分)、しかし座席が"yumi"の前まで張り出した形のオープンカフェと言った感じのお店だ。


 コムガー。ショーウインドウの宝石を見ながらのリッチなランチだ(笑)。


 うずら卵が入ったスープ付きで、たしか45,000ドンだったか。あ、こちらのレストランでは、「おしぼり代」みたいなチャージがつくこともある。学生や近所の常連さんたちで賑わっていた。


 このあとニャチャンセンター(デパート)へ行き、そこの上階のフードコートから景色を眺めていると、ふと気になる木を発見。降りて近づいてみると…ここの海岸沿いの木は、ことごとく奇妙な形にカットされていた。

 


 ホテルまで歩いているうちにすっかり日が暮れてきたが、ここらでベトナムの交通標識を見てみよう。横断歩道があるよという意味なのだろうが、ずいぶん渡る方が怖がっている感じだ。確かにここは信号もなくけっこうな交通量の中、一瞬の切れ目を突いて急いで渡る様が表されている。


 こちらは、昼間の踏切あたりで撮った写真にたまたま写ってたもの。上に比べるとずいぶん穏やかに渡れそうですが、実際はここも相当な交通量でしたけどね。


 う〜ん、人が寝ているので静かに?(繁華街ですけど)それとも病院かなにか?(全くなかったと思う)

謎です。


 さて、これは困った。車を運転する方なら交差点内で何が起こるかもうお分かりでしょう。しかもここは右側通行、信号なしの交差点です。


 きょうはホテルでBBQパーティーだ。オーダーでフォーも作ってくれるので「スープ多めで麺少なめ」とオーダーした。


 ん?フォーというのは汁に入っているものだとばかり思っていたが、ぜんぜん違うものが出来上がってきた。「スープ多めで麺少なめ」のオーダーがどこでどうなったか、「焼きフォー」に聞こえたんでしょう。美味しかったのでオッケー。


 街で食べる生春巻きより、かなり高級感があります。おそらく具の質が良いのだと。ニラのような草がいい感じに効いてます。


 きょうの泊り客はフランス人やロシア人が中心で、どうやら日本人は他にいなさそうなのだが、寿司や刺身が出されている。一つ一つはかなり小ぶりで、食感やお味も日本でいただくものとはかなり違っていた。刺身はやっぱ日本で食べたいですね。

 先日ゴンチチのコンサートにサポート参加したばかりなのだが、こちらはゴンチチ+Percみたいな編成の「生バンド」が入っていた。

 

☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆

 

 ニャチャン4日めの朝。あっという間の4日間だったが、この景色とはもうお別れ。午前中はプライベートビーチでのんびりして…


 午後はホーチミンへ向かいます。来るときは乗り継ぎだけでしたが、きょうはお泊りです。


 空港でドラえもん見つけた!日本の人気キャラクターが、世界のあちこちに出現していますが、どうもアジアのそれは、何かが違うようで…。

 

 そしてやはりフライトはかなり遅れて、ホーチミンに着いたのは夜。あはは、こちらにも怪しげなキャラが、いたいた!


 ホーチミンでもやっぱり生春巻き。やはりこちらも硬めの皮で、食べ応えがあります。タレが独特で、チョコレートのような甘さと唐辛子のきついのが混じった、超甘辛です。


 と言うのも、このお店はチェー(ベトナムのぜんざい的なもの?)で有名なお店なんです。


 地下鉄工事で道が大きくふさがれている。抜け道として、堂々と歩道を走るバイクたち。


 ドンコイ通りにある"PHO24"は、フォーのチェーン店だ。いろんな種類のフォーがあって、超迷ってしまうが、シンプルに鶏肉のフォーにした。45,000ドン(250円くらい)は、現地の人にとってはかなり高価だそうだが、お店は大流行りしている。唐辛子やライム、そしてどっさりのハーブが付いてくるので、好みで入れていく感じ。


 ではドンコイ通りの気になる看板シリーズ。これをgoogle翻訳すると、"Welcome to visit the Lucky Plaza shopping center."と出ました。

 ファッションビルのディスプレイです。NEWYORK、PARIS

、そして一つLONDONの文字が枠に隠れてしまって写っていませんが…。それと並ぶサイゴンの文字がすごく頑張っている感を出してます。日本人も同じ種類の頑張りをしていることないかな〜なんて思ったりしました。

 ガイドブックを頼りに、ベトナムを代表するサックス奏者トゥアンさんが経営するというホーチミンのジャズクラブ「サクソンアート」に行ってきました。トゥアンさんの10歳の娘さんも本日出演!息の合ったアンサンブルプレイが聴けました。
 トゥアンさんに「私は日本のジャズピアニストだ」と言うと、"Oh! I played with Hino"と返ってきました。


 

☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆ = ☆

 

 ルネッサンスリバーサイドホテルの予約はシティービューの部屋だったが、リバービューの部屋が空いていたので格上げしてくれたようだ。こちら側はホーチミン1区で、対岸が2区になる。なぜか橋がなく、1区に比べて2区の方は極端に開発が遅れている。数年前に道路のトンネルが出来たのでこれから開発が進むだろうということだが、ホーチミンビギナーにはまだ何も語ることはできない。

 ホテルから出て歩いていると、「ぼったくりに注意ね!」とか日本語が聞こえてきた。む、この人こそがガイドブックでも見た、怪しいバイクタクシーの運転手、ルックさんだ!!!日本人の写真や「お礼状」を見せて安心させて、ツルんでる土産店に案内してリベートをぼったくる注意人物だと。実際日本語のお礼状やフットボール選手の写真、ネットにアップされてる自分の写真などを見せてきた。ベンタイン市場で年に一度のお祭りをやっているので連れて行ってあげると。おもしろいじゃないか〜。いままでベトナムで出会った誰よりも日本語が上手で、「お・も・て・な・し」とか「どんだけ〜」とかも上手に使えてるかなりの勉強家だ。これだけ上手に日本語が話せるなら、バイクタクシーでいいところを案内してもらい、いい交渉をして、1日雇ってそれなりのギャラを支払ってもいい(人によってはそれをぼったくりと解釈するのかもしれない)と思い、さらに行き先が自分が今から行こうとするベンタイン市場にドンピシャだったのだが、歩きたかったので断った。

 そして、ベンタイン市場まで歩いた。ニャチャンでは結局なにもおみやげを買えなかったので、こちらホーチミンで本格的にリサーチを始めよう。あ、そう言えば、さっきのバイクタクシーの運転手ルックさんにここでまた会った。きっと誰かお客さんをゲットしてここまで乗せてきたのでしょう。ルックさんが言ってた「年に一度のお祭り」とやらは、特に催されていない気がする。

 ↑市場はすっごくでかい。ここでおみやげを選べそうだ。ちょっと値段交渉のリハーサルもやってみた。やり手商売人など、若干英語が通じる人もいるが、基本は電卓に打つ数字とジェスチャーだけのリアルな交渉になる。一応巾着袋を20コまとめて購入する際の最安値を約束でき、それを基準に他の店でも交渉してみた。

 ←ひったくりに注意の看板。カバンは肩からかけるなどして、きっちり身につけましょうとのこと。


 さて、市場近くのレストランで、ランチ。店の前で焼いているポークの匂いに吸い込まれるようにお店に入った。


そういえば、ベトナムはイカが妙に美味しい。そんな美味しいイカに、ひき肉や野菜を詰め込んだ「イカ餃子」みたいなのが最高だった。


 なにかアジア方面といえばどこでもやたら辛いものという先入観と期待が入り混じるのだが、ベトナムの食は基本甘辛だということがだんだんわかってきた。それもそんなに味が濃いわけでもなく、女性にも優しいのだと思う。辛いのが好きな人もいるので、その場合はこのようなホットチリソースをかけて調整するのだ。これは正直、激辛です。


 どうやらベトナム人は、木をいろんな形にカットするのが好きらしい。日本で言う盆栽の、規模が大きくなったような感じだ。公園の看板として、とか…


 ちょっとセレブなお店の前とか…


 公園のオブジェとしてあちこちに…


 置かれているものや、植えられているもの…いろいろある。


 あ、これは盆栽ではなく、天然です。何かすごいパワーを感じますね。


 そして公園では、学生たちも楽しそうに、遊んでます。というか、何かのトレーニング?


 ホーチミン、賑やかで楽しげな都会です。バイクが異常に多いと聞いてましたが、今日は日曜日なのでそれほどでもないようです。


 ↑そしてホーチミンはバスも多い。バスの車庫もかなりでかいのだ。


 ←フイェンシー教会。


 なんの変哲もない、マンション。→

 



 バイクが多いだけに、ヘルメット屋も多い。ただし日本で見かけるヘルメットとは違っていて、結構飾り気があり、でも強度の点ではずいぶん危なそうだ。

 






 このあと、タイビン市場やヴィンコムセンターなどもリサーチし、おみやげ購入の準備は完璧だ。ドンがなくなってきたので、ATMで引き出そうと思いクレジットカードを挿入、ほぼベトナム語だけの表示だが、だいたいどうしたらいいのか様子は分かったつもりで最終的に1,000,000ドンを指定して待つ事約1分。おや?「いらっしゃいませ」的な表示になっている!えっっ、カードは入ったままだぞ!カチャカチャ…、もう何を押しても、何も起こらない。現地緊急電話番号へ電話をかけるも、平日におかけくださいみたいな音声案内のみ。や、やられた〜orz

 まあスリのような直接被害ではないので、一応冷静に旅行会社の現地対応係さんに連絡すると、このようなことはたまにあるとのこと、平日に連絡してカードを取り出すこともできるが、まああきらめてカードを再発行するのが最もお勧めですと言われ、そうすることにしました。

 気を取り直して、ドンは別のカードで引き出し、おみやげを買いに。お茶や巾着袋などだいたい目星をつけていたものを、ベンタイン市場、ヴィンコムセンター、ドンコイ通りの小売店などでそれぞれ購入。

 日本からも資本を投入して、ホーチミン市内に地下鉄を建設中だ。当初は2010年開通予定だったらしいが、現在も絶賛工事中。完成イメージ図の車両はどう見ても中央線だ(笑)。

 そんなこんなだが、そろそろ楽しかったベトナムとのお別れの時間がやってきた。 きょうの夜行便で帰ることになっている。


 入出国の手続きが、以前より簡単になりましたね。
また会おう、ベトナム!


 27日の朝8時前、成田に戻りました。最初に食べたのは、ネギとろ丼でしたとさ。めでたし、めでたし。